#6.⭐️転機のトキ。
転機となるのは、5年前。特攻隊の知覧に行ったトキ。
昭和20年、終戦前。
10代後半から20代の若者達は、鹿児島の知覧から沖縄沖の米軍艦隊に向けて、片道の燃料だけで(←今は諸説ありますが)自らの命を犠牲に飛行機ごと追撃する作戦を命令された。若者の尊い命は、米軍による日本本土への侵略を命がけで阻み、残る日本人に平和な未来を託して、散っていった。
私達は必死に子育てしながら 生活しながら
何が出来ただろうか
今、どんな社会を作っているのだろうか…
大切な大切な部分が見えていなかった。
大切な大切なところは教わらない教育になっていた。
大切な大切な情報は伝えられない報道になっていた。
目の前だけを見て走ってきた私は、
子育てして、診療をして、
子供や患者さんと向かい合いながら必死だった。
私の持ち得る 時間とエネルギーや情熱を、それなりに(結構限界近くまで…)注力していたと思う。
自分の頭が何かで殴られた気がした。
特攻隊記念館で、私はあふれてくる涙が止められなかった。
なんて立派な達筆な文字。
なんて高い精神性…。
死にたくないと本音を言うことができなかった苦しみ。
大切な人と共に生きることを許されなかった時代。
日本の未来を託して散った彼らの想いは届いたのだろうか。
彼らの残したかった日本は今の姿なのだろうか。
生きたかった彼ら
今日、死ぬしかなかった
生きることを選べず、許されなかった時代
現代は、
苦しくて死にたい、消えたい…と若者達は言う
死にたかった今日も まだ生きていると嘆いている
どうせ社会なんて と あきらめ、
どうせ自分なんて と 絶望し、
リストカットする
希望がみえず、お手本もなく、
SNSでは沢山の自我が渦めく
小さい子達はゲームがやりたくて、時間制限のルールで葛藤するお母さん達
お菓子が食べたくて、核家族で、家族団らんが崩壊しそうな食卓
たくさんの人が生きづらさが残る
たくさんの才能と天才たちが埋もれたまま
たくさんの叡智が国外に流れ奪われ
たくさんの自然が日本人でない人の手に…
ニュースでは大人達が相手を非難したり攻撃したり
この社会はまだ未熟過ぎて
私たち大人は 若者たち子ども達に
未来にどんな社会を作って
どんな自然を残していけるのだろう…
この日本で、
この世界で、
私は、一人でも多くの人に幸せになって欲しい。
真に、一人一人がかけがえのない自分を立てて
立ち上がり、
心あたたまるコミュニティが生まれ
コミュニティ同士が繋がり合い
その人ができる恩送りで循環していく
笑顔で過ごせる人が増えていくような
知覧の彼らに胸を張って誇れるような
そんな社会を作っていきたい。
その後、末っ子が卒園するまでの15年の子育て中心の生活の終えることを決意。少し軸を戻して精神科医としての勤務日数を増やし、魂について、地球でこの肉体を持った状態での感情と思考と意識の仕組みについて、学び、そして日常で外来診療で実践していきました。
意識の面で、自分が中庸に立つこと。
自分軸でいること。
水平面だけでなく、垂直へ意識を拡大して、
自分の感情や思考や出来事を俯瞰して眺めること。
目に見えるもの、見えないもの。
形あるもの、ないもの。
陰陽。
脳が思考しているのか、魂の声なのか、
その間に立ち、両方を見つめていくこと。
多角的に自分と世界を見つめていくこと。
自分の中にある 自分の光に気づいたとき
愛おしさが溢れ出す。
純粋な喜び 魂の輝き 安心感
豊かに愛と感謝が循環する…。
今ここを平和に過ごすチカラが
あなたの光をより輝かせて
想像をはるか越えた幸せな未来を創造していく。
Earth is beautiful !
World is miracle !
Life is wonderful !
患者さんに寄り添い、心の琴線にそっと触れていく。
患者さんが求めていること、
一期一会の短時間の中で今の私にできること、
その患者さんにとって本当に必要なこと、
それを重ね合わせて最適解を提案すること。
診察中にもミラクルを感じることが増えました。
患者さんの心からの笑顔。
その光を見出し、愛し敬い 尊び育んでいくお手伝い。
それを様々な角度でみれる体験させてくれている神秘的で美しい地球。
この地球を本当に愛おしく感じます。
ここに、地球天国をどう創造するか。
1歩1歩ではありますが、
未来を楽しみに 尽力していきたいと思っています。