#3.GACKTさん
様々な角度から注目されているGACKTさんですが
GACKTさんの価値観、観察力、全方向に極めていくprofessionality、緒形拳さんとの出会いで笑顔が自然になっていく様子、時間を見方にして進化していく姿、若者の背中を押し自己信頼と勇気を伝えてくれる生き方…は、私にとってかなりリスペクトな存在でした。
その彼の自伝を読んだ時の衝撃…
彼は小さい頃に精神科の閉鎖病棟にいた時期があったという…
私はそれを読んでハッとしました。
研修医の時の私は、患者さんに寄り添うことしか出来なくて、それをとてもに大切にしていたのだけれど、、、入院患者さんのことを知らず知らず、「医師である私」は「下」に見ていたのではなかっただろうか。
誰を「上」にみたり「下」にみたりしている
その感覚がある自分。。。
なんだか、嫌だった。
そのGACKTさんのエピソードをきっかけに、「下」に見るのはやめる!と誓ったのでした。
どうやって???
当日の私にそれは分からなかったけれど、私の中にある感覚に気づいていくこと・整えていくこと・卒業していくことを決心したのでした。
全ての人の中に、その人がその人らしく輝く光があって、今入院したり通院している患者さんの中にも無限の可能性が秘められている。
その可能性を見い出して応援していくこと。
その人がその人らしく輝く時、きっと今の姿からは想像もつかないような素敵な姿に変身する。
そこをズドーーンと私に降ろしてくれました。
GACKTさん、ありがとう。
いつかお礼が言えるといいな。